セラピストが伝えたいフットケアのコツ

  1. 活動報告

日時:2019年月12月4日水曜日18時30分~20時30分
場所:北沢タウンホール3階
担当講師:Fioretti代表・一般社団法人爪療法士協会副理事長 平扶美子先生
FootReset代表・一般社団法人爪療法士協会事務局長 畔上嘉美先生
受講者人数:40名

一般社団法人 足の番人とは、「危ない足」「危なくない足」の違いを熟知し、足の評価やフットケアに関わることで患者さん・利用者さん・お客さんの足の問題点を察知し、トラブルの悪化を防ぎ寝たきりやフレイル、歩行障害の予防をする“地域の足の守るゲートキーパ”を育てる団体です。

今回のアドバンスコース、タイトルはセラピストが伝えたいフットケアのコツ
「なぜそれを使うのか?どのように使うのか?」を知るということで、ベテランセラピストの平扶美子先生と畔上嘉美先生にご登壇いただきました。
会場は足の大切さに意識を向ける看護師、介護士、セラピストなど多業種の方が遠方からも集まりました。

爪のカットや、胼胝(タコ)、鶏眼(魚の目)のケアを行う際に、多くの方が何をどのように使うのかに悩まれます。
今回はいろいろな種類があるネイルニッパー、爪ヤスリ、角質を削る道具などの紹介に始まり、こういう場合にはこの道具が適している。
お勧めのグッズなども紹介していただきました。セミナー前半は平扶美子先生による講義。
長年の経験を基にいろいろな道具の長所・短所を説明され、また手作業によるケアとマシンを使ったケアの違いを説明された時には、参加者の皆さんが身を乗り出す様子が伺えました。
まだ普及度の低いマシンを使ったケアですが、効率や衛生面を考えるとこれからはマシンを使用したケアに徐々にシフトしていくように感じました。

休憩を挟んで後半は畔上嘉美先生の講義。
事前に撮影した実際の施術の動画や、静止画を基に畔上先生がケアのポイントを解説してくださいました。
限られた時間の中で、多くの症例を見ていただきケアのポイントを伝えたいという畔上先生の想いが伝わる充実の時間でした。
セミナーの最後には、質疑応答でフットケアに使用する道具に関しての具体的な質問が出たり、受講生の方も内容に関して理解を深めた上で、実践に活かそうとする姿勢が印象的でした。

2019年の足の番人セミナーは終了いたしましたが、2020年も 1月23日(木)のベーシックコースを皮切りに毎月セミナーを実施予定です。
2020年3月までのセミナー予定が決定しておりますので、詳しくは「各種セミナーご案内」ページをご覧ください。

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