日時:2019年9月21日 土曜日14時00分~16時00分
場所:成城ホール
担当講師:(株)マイスター靴工房 KAJIYA 代表取締役 中井 要一
受講者人数:53名
一般社団法人 足の番人とは、「危ない足」「危なくない足」の違いを熟知し、足の評価やフットケアに関わることで患者さん・利用者さん・お客さんの足の問題点を察知し、トラブルの悪化を防ぎ寝たきりやフレイル、歩行障害の予防をする“地域の足の守るゲートキーパ”を育てる団体です。
今回は、会場を成城ホールに変更し、初めての土曜日開催、又、午前中にベーシックコースとの2本立てでした。(株)マイスター靴工房 KAJIYA 代表取締役 中井要一氏を講師にむかえ「靴・インソール」とについての講義でした。会場は足に携わる多業種の皆様にお集まりいただき満席となりました。
前半では日本の義肢装具士とドイツの整形外科靴マイスターの2つの資格を持つ、 日本で唯一の医療技術者である中井氏ならではの双方の資格・職種について詳しく教えて頂きました。またドイツと日本の「子供に対する靴教育の違い」や「靴型装具を作成する技術者が少ない」等、足を取り巻く環境の違いを考えさせられました。次に糖尿病の人のリスクグループ0の方の足に適合した既製靴の条件、正しいサイズ、靴の履き方などを細かくご教授くださり、これは糖尿病変の方以外にも該当し、大変勉強になりました。
後半では糖尿病リスクグループを各グループごとに症状や注意点、気を付けるべき点や必要な靴・装具について等、通常では聞くことのできない内容をわかりやすく教えて頂きました。また実際に靴・装具などを手に取り見せて頂くことも出来、受講者の方も真剣に聞いていらっしゃいました。
今後の足の番人セミナーの予定といたしまして、
●11月7日木曜日にカテゴリ⑤の「むくみ」のセミナーを行います。 →こちらは満席となっております。次回の同カテゴリセミナーの開催を お待ちください。
●12月4日水曜日にカテゴリ①の「フットケア」のセミナーを行います。(「フットケア」はシルバーランク取得のための必須カテゴリです)
会場は北沢タウンホールです。
詳細はこちら